意外と知らない歯周病コラム 01
歯周病とは?
歯周病とは、歯ぐきの病気で、日本では多くの成人男女がかかっていると言われています。 口の中には、数千億という単位での細菌が棲みついていることを、ご存知ですか? 細菌のなかには「ばい菌」がおり、ばい菌が原因で発症するのが、歯周病。 オーラルケアが不十分だったり、砂糖を過剰に摂取するとネバネバした細菌の膜(歯垢)をつくり、増殖してゆきます。 歯垢はプラークとも呼ばれ、粘着性が強く、歯の表面にくっつく厄介者。 プラーク1mgには億単位の細菌が棲みついているともいわれ、むし歯や、細菌によって歯肉に炎症をひき起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしていく病気や、症状が悪化すれば結果的に歯を失う原因となります。 さらに、プラークは取り除かなければ「歯石」と呼ばれる硬い物質に変化し、歯の表面に付着します。 歯石になってしまうと、ブラッシングでは取り除くことができません。歯石からさらに細菌が入り込み、歯周病が悪化する原因になります。
ポイント
●歯周病は歯ぐきの病気
●歯周病の原因は歯垢(プラーク)
●プラークを放置すると歯石になってブラッシングでも取り除けない
歯周病には進行過程があります。
●歯肉炎 しにくえん
ブラッシングをしているときに、出血したことはありませんか?
歯肉炎は、歯肉が赤色になり、歯と歯のあいだが腫れて膨らんでいる状態。
ここが刺激されることで、出血が起こることがあるのです。
腫れた歯と歯肉の間にはプラークが溜まりやすく、これを放置すると悪化の原因に。
●歯周炎 ししゅうえん
歯肉が赤紫色なのが特長。ブラッシング時に出血だけではなく、膿がでることも…。
歯周炎になってしまうと、歯と歯の間が広がっているので、様々な症状が。
- 食べ物がよく詰まる
- 歯と歯のあいだが広がっているのが確認できる
- 歯肉が縮み、歯が長くなったように見える
- 歯周ポケットが広がっている
歯周病は予防と治療をくり返す病気。
そのため、適切なメンテナンスがとっても大事なんです。
歯周病対策を目的に作られたオーラルケア商品を使ってみるのも良いと思いますよ。自宅で簡単に出来るメンテナンス、マウスウォッシュ シシュテックがオススメ。